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マイナンバー制度が導入されることにより、発生する国民へのメリットとして、以下のようなものがあげられます。

■「マイナンバー制度のメリット、ITを活用することにより添付書類が不要になり、国民の利便性が向上します。社会保障や税に係る各種行政事務の効率化が図られます。」

具体的に上げると、以下のようなメリットが発生します。

行政手続の簡素化による、国民の負担軽減
マイナンバーを提示すると、それをもとに行政機関や地方自治体がバラバラで保有している個人情報を紐付け、その場で照会することができるようになるため、申請者が窓口で書類を提出する必要が無くなります。

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たとえば、これまでは社会保障関係の申請書には、
・市役所から取得した「納税証明書」
・税務署から取得した「納税証明書」
・企業から取得した「源泉徴収票」
などを自分で各機関に行って、受付で並んで、お金をだして集めなければなりませんでしたが、これらの手間がなくなります。

ほかにも、住民票、裁定通知、所得証明書などの添付がいらなくなります。

行政コストの削減
個人情報の照会ができることにより、現在行政機関や地方公共団体などで情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減されます。

これにより、行政手続きが効率化し、手続きの待ち時間や公務員の削減、他分野での行政サービスへ予算を振り分けられるなど、行政コストの削減が見込めます。


■「マイナンバー制度のメリット、社会保障や税の給付と負担の公平化が図られます。真に手を差し伸べるべき者を見つけることが可能になります。」


不正受給の防止・弱者の救済
所得や、行政の保護受給状況を把握しやすくなるため、生活保護費の不正受給などの発見・防止につながります。また、本当に困っている方にきめ細かな支援を行えるようになります。

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例えば、
・親の死を隠して年金を不正受給する
・生活保護の不正受給
・脱税
などの不正を防止する効果があります。


■「マイナンバー制度のメリット、大災害時に真に手を差し伸べるべき者への積極的な支援に活用します。


災害対策分野での活用では、
・被災者生活再建支援金の支給
・被災者台帳の作成事務

などにマイナンバーが使用されます

■「マイナンバー制度のメリット、行政機関から国民にプッシュ型の行政サービスを行うことが可能になります。
■市民が利用できる手当てや諸制度を積極的に案内するサービスが始まります。

番号導入後には、マイナンバーを持つ個人全員に「マイ・ポータル」というウエブサイトが提供されることになっています。また、市民が利用できる手当てや諸制度を積極的に案内する「お知らせ(プッシュ)型」の行政サービスも予定されています。

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行政サービスの対象者は、マイ・ポータルを通じて行政サービスを自動的に受け取ることができ、「申請を忘れたために必要なサービスが受けられなくなった」などということがなくなります。

例えば、
・医療費が10万円を超えた場合に通知(医療費控除)
・ひとり親世帯の子どもが小学校に入学する時に通知(児童福祉給付金・入学一時金)

などが上げられます。

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